ブナ科のクリ属植物はアジア、ヨーロッパ、北アメリカ、北アメリカなどの温帯地域に分布しており、13種が知られています。このうち、利用・加工がされているものは、日本グリ、チュウゴクグリ、ヨーロッパグリ、アメリカグリの4種類です。
クリのそれぞれの品種をみていきます。【ヨーロッパグリ】は地中海沿岸で栽培が盛んです。ヨーロッパへはギリシア人がアジアからイタリアに導入をしたとする説や、小アジアのサルデスから導入したとも伝えられます。
紀元前3世紀のシーザーの時代にイタリアに入り、そのあとヨーロッパ各地に広がったと考えられています。
果実の大きさは、ニホングリとチュウゴクグリの中間で、胴枯病に対して弱めです。イタリアやフランスでは胴枯病に強いニホングリとの交配が行われています。
